走行させてみるとマイクロの動力「良すぎ」の印象。７８１系を納品して貰う時ツーイチさんに初版との違いの感想を聞いたが、「７８１系以上にED42は（前作に比べ）いい感じに仕上がっている気がする。」と言っていたけど実際に走らせてみると動力も良い。通常私の保有している動力車はＮ－１０００－ＣＬの目盛り「３」位以上で起動するのだけどED42は「２」位で起動する。実にスムーズ。（勿論個体差もあるのだろうけど・・・）
　そこで問題発生、キハ８２系はやはり目盛り「３」位で起動するので「２」～「３」の間でキハ８２系をED42が押し上げ（引きずって）脱線させてしまう。そこでこの誤差を馴染ませるにはどちらかのグリップゴムを外すしかないが、EF63と違い、ED42　4重連はそれだけで客車列車も牽引しなければならない。試しにEF63 2次形にＴ車８両を牽引させてみたが、まともに走らない。つまり客車列車も牽かしたければＥＤ４２のグリップゴムを外すことは出来ない。そこで改善策は２つ。

・補機用と編成牽引用にＥＤ４２を２セット用意する。

・キハ８２をオールＴ車で組成する。

　どちらにしても苦肉の策だが、ふと史実に目を向けてみるとキハ８２は協調運転していないのだ。なのでオールＴ車でよいのではないかと・・・。ほとんど言い訳にしか聞こえないが・・・。碓氷峠で「はくたか」を再現するには基本セット＋キハ８０で７両必要になる。ここからＭ付キハ８０を減車すれば登場時の「白鳥」になる。そこで登場時の白鳥をイメージした動画を撮影してみた。上り「白鳥」だ。

　上り「白鳥」ならグリーン車は２号車じゃない？という意見が聞こえてきそうだ。確かに上野発着の優等列車はグリーン車を上野側に連結する慣習があったが、「白鳥」は別。信越本線の気動車特急が他の特急と同様に上野寄りにグリ－ン車を連結するようになったのは粘着運転が始まったのは３８．１０の旧線廃止後。のちに７連になるが、やはりキハ８０を１両追加するだけ。なお動画は駅を通過しているので「熊ノ平」っぽいけど駅の雰囲気は全然「熊ノ平」じゃない。

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