ジオコレ 海辺の情景セットを設置

 レイアウトの一角をカットして港を作りそこに「ジオコレ 情景コレクション 情景小物123 海辺の情景セットB」を設置してみました。

 何とか設置しましたが、R282の外側に余ったスペースではこれが限界で「小さすぎて船が入港できないじゃん」とか「陸からどうアクセスするの?」という秘境駅ならぬ秘境港となってしまいました。

 しかし今回のレイアウト構想で「港は絶対に入れたい」と思っていたのでとりあえず目標は達成です。


ジオコレ 情景コレクション 情景小物123 海辺の情景セットB
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 ところで手にして気付いたのですが、これは「灯台」ではありません「灯標」です。再度箱を見てみるとちゃんと「灯標」と表記していました。

 灯台とは赤い灯台では防波堤灯台があります。防波堤の端を示す灯台で入港船は赤い灯台の左側を航行します。この辺は稲取港の灯台で書きましたので、それを参考にしてください。

 灯標とは航路付近に岩礁などがある場所で、「この灯標の左側を通って入港してください」というものです。灯の右側にあるものが防波堤なら灯台、岩礁等なら灯標という感じです。

 そして赤灯標は上側に円錐のトップマーク(そういう名前です)が付きます。無ければ灯台です。また航路を示す赤いブイもありますが、これにも円錐形のトップマークが付きます。いずれも入港船はそれら赤い灯を右に見て入港しますので、右舷標識と呼びます。

 余談ですが、先日の稲取港の記事で左舷標識である青灯台は「灯色は緑ですが外装は白」と書きましたが、灯標、ブイは緑色で灯色と同じです。そして灯標、ブイには円柱のトップマークが付きます。

 そこで問題発生なのですが、灯台ではなく灯標なので防波堤と少し離さなくてはならないのですが、冒頭の写真の様にもう離すスペースすらありません。

 スペースに際限がなければ理想を言って、こんな雰囲気に設置したいところです。奥側が港内です。

 しかしレイアウトそのものがそもそもスペースとの戦いです。敷設したR282のカーブを特急列車が高速で抜けていきます。

 東京の話をすると、京王線が新宿駅に進入する手前で制限25km/hのカーブを抜けますが、ここはR110mです。

 この25km/hのカーブですら1/150で再現するとR733ですからそもそもR282でレールを敷設しているスペースに無理があるのだと諦めるしかありません。

 しかし諦めて切り取り方を考えるとなかなか良い感じです。もっともこのビューを楽しめる場所は伊豆に存在しません、稲取漁港で灯台と伊豆急という組み合わせが出来る様ですが、ここでも伊豆急はずっと離れています。(稲取魚港の灯は灯標ではなく灯台です。)

 色々調べていくと適当に並べられなくなる性分なのですが、ここはひとまず置いておきましょう。そして港を囲む断崖絶壁をスタイロフォーム剝き出しの状態から、早く岩らしく仕上げたいと思います。


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 先日もお話ししましたが、赤色の灯は右舷標識になりますので、入港船から見て港口の右側に設置するのが正解です。よってパッケージの写真は間違いになります。

 灯台と灯標の区別も出来ており、きちんと円錐形のトップマーク迄再現している位の知識がある方が作ったと思われるだけに、ここだけは残念なところです。

 参考までに右のGMのものは防波堤灯台となっています。

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