TOMIX 583系 JR東日本N1・N2 編成セット(HO-9119)にちなんで現役当時のN2編成の写真を

TOMIXが変化球的に「TOMIX HOゲージ JR 583系 JR東日本N1・N2 編成セットHO-9119」を発売しました。「何故に全盛期の頃の姿を・・・」と考える訳ですが、583系は既に2017年の運用終了から8年以上が経過しています。もうN-2編成もかなり過去の列車です。
そしてまたHOはスペース的にも金銭的にもハードルが高いですから6両でフル編成というのも魅力かもしれません。と肯定的に解釈しています。
私的には末期に磐越西線で快速あいづ号として活躍していた姿が特に印象に残っています。
| クハネ | モハ | モハ | モハ | モハ | クハネ |
| 583 | 582 | 583 | 582 | 583 | 583 |
| 8 | 106 | 106 | 100 | 100 | 17 |
| <=上野 | 青森=> |

分岐器を渡り編成をS字にしながら合図若松駅へと進入するN-2編成。赤い「快速あいづ」のヘッドマークが往年のゆうづるのヘッドマークを彷彿させ胸熱です。

上野方の先頭車クハネ583-8。下回りがグレーになったり、JNRマークが無かったり、僅か6両の短い編成になってしまったりしている訳ですが、それでも車輛限界いっぱいに作られた迫力のある形状は他の形式とは異なる美しさ、格好良さがあると思います。

磐越西線は会津若松でスイッチバック構造となっている為、会津若松駅は行き止まり構造となっています。ここでも上野駅地平ホームに朝入線してきたゆうづるを感じます。

窓にサンドイッチされたブラインドは廃止され、カーテンとなっていましたが、室内は登場時の雰囲気を色濃く残していました。
登場した昭和40年代初頭は効率が重視される時代で、昼間は座席車夜は寝台車として2倍利用出来る電車として登場したことは皆様もご存じのところだと思います。
夜は3段寝台とはいえ幅が広く居住性はそこそこ良かったようですが、シートピッチが広いとはいえ特急料金を払ってボックスシートというのはあまり評判がよく無かったようです。
しかしそれでも輸送力が追い付かずこの様な仕様となった背景には、やはり鉄道が移動手段の主役だった時代ということもあると思います。鉄道にとって古き良き時代を代表する電車の一つです。
最後にN2編成の海側だけですが各車両を撮影してきましたので、ご紹介します。M、M’ユニットが同じ車番だったり、上野方のクハが偶数、青森方が奇数という伝統が短い編成になっても残っているところに趣を感じます。

クハネ583-8

モハネ582-106

モハネ583-106

モハネ582-100

モハネ583-100

クハネ583-17

TOMIX HOゲージ JR 583系 JR東日本N1・N2 編成セット HO-9119(Amazon)
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