トミーテック 情景小物009-3 漁船A3、1隻置くだけで海辺の雰囲気に

 本日はレイアウトに設置した「トミーテック 情景小物009-3 漁船A3 330134」をご紹介します。たった1隻置くだけで、海辺の雰囲気になります。

 製品は半完成状態で、私自身で取り付けたのは防舷材(ピンク色の玉、左右×4)、船首のマスト、船橋後ろのマストだけです。そして船首のマストには同梱シールの大漁旗などを取り付けられます。

 また製品には船橋角に緑と赤の色差し、マスト上方には黄色の色差しがしています。これは航海灯で色が厳密に決められています。船首もマストは錨泊時に点灯する全周灯かなと思っていますが。

 航行不能時の紅灯2灯や漁労中の灯火、船尾灯の再現こそありませんが、かなり詳しい方がプロデュースされている様です。

 夜の洋上は街灯などありませんから真っ暗です。そこで船の灯火によってその船の向きを判断します。

 この漁船が正面から向かって来ている時、左舷側を見せ画面左方向に航行している時、船尾を見せ画面奥に向かって航行している状態をイラストにしてみました。

 他にも先ほど書きました通り、錨泊時、航行不能時、漁労時、曳航時など灯火の配列だけで船の状態が分かる様になっています。

 そして艫側の写真です。船は船首を「艏(おもて)」船尾を「艫(とも)」と呼びます。甲板には魚網と浮き、ロープを巻き取るウィンチ(巻き取り機)もあります。

 防舷材のピンク色の玉ですが、これは元々網に取り付ける浮きだそうです。しかし車で踏みつけても復元する位弾力性があるので、ロープで船の脇に括り付け岸壁と船が衝突して船を壊さない様にしています。

 船の脇を「舷」と呼びますので、その損傷を予防するので「防舷材」というネーミングという感じです。下が本物ですが、専用道具になりますので、結構高額です。


ビニコン 発砲体G型フロート No.G8 漁網 定置 防舷材

 ところで水色部分は先日港を作った時の水面シートのあまりですが、船の反射具合が良い感じです。

 また陸上に船を置きたい場合を想定して喫水線から下は別パーツになっています(水色部分)。船尾側は外れなくなると嫌なので軽くしか刺していませんが、完全に押し込むと隙間はほぼなくなります。

 好みでスクリューなどを塗っても良いと思います。

 ところで船の大きさですが、だいたい15m位の船をイメージして作られている様で、先日コーナに作った港に置いてみるとこんな感じです。タグボートに引き出して貰ったり、押し込んだりしないと自力では入港出来無さそうな大きさです。

 R282のカーブで出来たコーナですとこれ位のスペースです。実際港があること自体がおかしい大きさです。

 しかし上手く配列して写真を撮ると、潮風が香る様な写真が撮れますので、ここはやはり再現したかったところであります。


トミーテック 情景小物009-3 漁船A3 330134(Yahoo!ショッピング)
他の取扱店:楽天市場Amazon

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