マイクロエースのED42を2008年に分解してみた時の写真

来年2月には実に17~8年ぶりにマイクロエースからED42が再生産されます。2008年の発売時に純正のアーノルドカプラーだとKATOのキハ82系と連結できなくてKATOカプラーに交換した時の写真が出てきましたので、今回はそんな写真をご紹介したいと思います。
現役時代は4両1編成で活躍していた様で2008年にはM車2両、T車2両の4両セットで発売されていましたが、今回はバラ売りとなりますので、自分の運用に合わせてM車、T車が選べるのが好都合です。

ボディと動力は裾を広げて取り外す方式です。赤い矢印の部分にツメが引っかかっているので、裾を広げて爪を逃がしてあげれば上下に外れます。
そして(写真はT車なのでモータがない)緑の矢印のネジ計4本を外すと台車が外れます。台車が外れたらアーノルドカプラーとスプリングを外しKATOカプラーを装着して、元のように組み付けました。

(サービスカット)今回は外す必要はありませんが、デッキはこんなパーツで、動力を止めているネジで共締めされています。デッキ部分の加工の際は参考にしてください。

完成したED42-17。マイクロのこのタイプのカプラーには高さ的にはTNカプラーかSHINKYOカプラーが良いのですが、TNは押さえつけるとカプラーが上を向いてしまうのでNG、SHINKYOは綺麗に入らないこともあり、高さに目をつむりKATOカプラーを採用しました。
現在ならKATOのナックルカプラーなども使えそうです。

キハ82と連結してみた写真です。やはり1ミリ程ED42側が低い感じです。段差のあるレイアウトでは解放の恐れもありますが、これ位なら若干カプラーを上に曲げて対処しても良いかもしれません。
なおこのキハ82はリニューアル後の初期ロッドでEF63との連結を考慮していない仕様です。魔改造で補機と連結可能な仕様に改造しました。

とりあえず1両完成したところで写真を撮影してみました。機関車は軽井沢側に1両、横川側に3両連結するスタイルだった様です。
ところでこのED42という機関車については全く知識が無いのですが、この機関車の特徴であるロッドは全て180度ずれています。SLは左右で90度ずれていますが、こうした法則がED42にもある様です。
モーター車を組み付ける時は注意したいところです。














