南部縦貫鉄道 ワフ1・ワム11形タイプ貨車セット (TOMIX 8749)

本日は「TOMIX Nゲージ 南部縦貫鉄道 ワフ1・ワム11形タイプ貨車セット 8749」を見ていきたいと思います。
南部縦貫鉄道は好きですが南部縦貫鉄道の再現ではなく、今回はワフ1を伊豆急のワフ11に見立てて使用する為です。
元国鉄のワム3500のうち4両が南部縦貫鉄道に払い下げられ、1両がワム11となり、残り3両がワフとなった様です。
当時は私鉄線でも貨物輸送が盛んでしたから、似たような車両は他社にもあったようです。
TOMIXは2016年に国鉄ワム3500を発売していますので、京都鉄道博物館仕様を作ったり、この南部縦貫鉄道仕様もある意味バリエーションです。
「細かい仕様までは再現しきれていませんよ」ということで製品名には「タイプ」が入っています。

伊豆急のED25は鉄コレのED10代用です。ワフも代用で代用だらけですが、横に伊豆急100系などを並べれば伊豆急の貨物輸送を彷彿させてくれます。

南部縦貫鉄道では尾灯は無く、反射板を装着する仕様の様です。しかし伊豆急は尾灯が埋め込まれていますので、この辺をどう処理するか思案中で尾灯は現在放置状態です。

反射板は他の製品の流用で、このランナーが同梱されています。国鉄末期~JR初期に装着されていたコキの反射板でしょうか。後方のフックをカットして、両面で貼り付ける仕様です。
伊豆急は尾灯仕様ですが、反射板は反射板で昔の私鉄らしくで趣があります。

ところで国鉄ワム3500は大正時代に作られた有蓋車ですが、見ての通り木造の車体です。そこで補強の為、側面にはハの字型の補強が入っているのが特徴です。

ワフは荷室の1/3を車掌室に改造していますので、窓の穴を開ける為斜めに入った補強がカットされています。
ところで実物の貨車たちは南部縦貫鉄道で昭和48年位迄活躍、その後は国鉄線に乗り入れられなくなり放置されていた様です。
国鉄ローカル線であった気動車が貨車をけん引するような運用はネットで検索しても見つからず、南部縦貫鉄道の貨物は全て機関車による牽引だった様です。
レールバス、キハ10と南部縦貫鉄道の車両は充実しているTOMIXですが、残念ながらその機関車の発売はされていません。自由形のCタイプかDD13が似合いそうです。

トミーテック(TOMYTEC) TOMIX Nゲージ 南部縦貫鉄道 ワフ1・ワム11形タイプ貨車セット 8749(Amazon)
他の取扱店:楽天市場、Yahoo!ショッピング











