屋根付きホームをレイアウトに合わせてカットする
畳一畳にレイアウトが展開出来るというのがNゲージ登場時のウリでしたが、畳一畳に無限に線路が展開出来る訳ではありません。幅の長さ1800mmといっても、20m級車両で13.5両分しかありません。
そこに282mmのカーブでエンドレスを組み、場所を節約出来る4番ポイントを使ってもホーム有効長は限られてしまいます。
![]() KATO Nゲージ 島式ホームエンドC 左・右 各1本入 23-176(Amazon) 他の取扱店: |
![]() KATO Nゲージ 島式ホームB 階段付 23-172(Amazon) 他の取扱店: |
実際今回ホーム両端を「KATO Nゲージ 島式ホームエンドC 左・右 各1本入 23-176」で作ったら、真ん中に屋根付のホームを設置することは出来ませんでした。+248mmでは長さが長過ぎて、レイアウトの横幅が1800mmを僅かですが超えてしまいます。
そこでエンドレスの反対側にポイントを設置することもあり都合の良い+186mmを延長することにしました。しかし186mmのホームは販売していませんから248mmのホームをカットして使用します。
まずはホームをカットします。数値上は186mmなのですが、昨日ガーダ橋で2mm長くなると話しました。よってホームは188mmの長さでカットしました。
そして屋根が余りますので、現物合わせでホームエンド側に柱の穴をあけます。左側が長さ188mmに加工したホーム、右側のホームに開いた穴二つが今回開けた穴です。
ホームのカットは少し長めに切ってヤスリで仕上げる方が綺麗に仕上がるのは車両の切り継ぎと同じです。完成度を高めるなら「Bヤス」なども有効でしょう。
屋根を載せてみました。問題なく加工出来たようです。長辺1800mmのレイアウトで分岐器を設けるとこれが最も長いホームとなります。もっともTOMIXならカーブポイントがありますから、もっと長いホームが設置可能ですが・・・。
ちなみにホームは階段付きですが、屋根はクリアパーツではないものを使用しています。
それではこれで有効長はどうなったかというお話ですが、鉄コレなら先頭車をホームギリギリに停車させても5両目は少しはみ出してしまいました。伸縮カプラーなら5両ギリギリ入るかなというところですが、それでも5両が限界です。
とりあえず長さを測るだけなので、伊豆急行、伊豆箱根鉄道の混結です。
アロハ電車の4両、8000系の3両なら十分ですが、踊り子やサフィールははみ出してしまいます。踊り子の修善寺編成が5両なので、これがギリギリの限界というところでしょうか。
まだ照明を点灯させたり、アクセサリーを付けたりしたいので完成ではありませんが、レール共々駅部分は固定しても差し支えなさそうです。
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