引き続き伊豆稲取駅の片瀬白田駅方の雰囲気を盛り込んでいく
レイアウト奥側の留置線を伊豆稲取駅の片瀬白田駅方の雰囲気に仕上げる作業ですが、とりあえず線路やホームなどの設置が完了しました。
水色字のレールはポイントの付属品として同梱されていますので、購入する必要はありません。
設置完了です。伊豆稲取駅の上り本線に相当する場所にサフィール踊り子を入線させてみました。線路の有効長はギリギリ8両を収容出来ますが、ホーム有効長は6両少々です。
同様に下り本線に相当する線路は7両収容可能で、ホーム有効長は5両少々です。貨物線も7両収容可能です。ロイヤルボックスを外した2100編成なら留置可能です。
下り本線相当の線にも車両を並べれば、単なる留置線ではなく車両撮影台としても使えます。
本物の線路配置を見ると上り本線は分岐したらそのまままっすぐで、下り本線が上り本線と平行になる様にカーブする感じですが、ここを再現すると留置線の有効長を確保できないので、ここは妥協して上り本線側を曲げています。
貨物線は本線のコンクリート枕木と異なり、開業時代と変わらない木の枕木です。やはり強度上の懸念の為か線路外側に補強が入っているのが見て取れます。
サフィール踊り子のM、M’(現在でもこの概念で良いのか?)を外して6両にして貨物線に留置してみました。一つ前の写真の様に貨物線の保線状況を見ると、JR東日本が怒っちゃいそうですが先日も記事に書きました通り出発信号機も生きています。
保線用の横取装置に変更されたJRの貨物側線と異なり、出発信号機の指示により片瀬白田駅方に列車を出発させることが可能です。
元々ここは列車を留置するスペースなので、本線から右分岐する分岐器は現実には無いものですから、分岐器が一つ多いのはご愛敬です。しかし駅を出発したら分岐器を超え東町トンネルに進入する感じは限られたスペースに再現できたかなと思います。
しかし伊豆急行線の南側は伊豆北川、伊豆熱川、伊豆稲取、今井浜海岸、河津、稲梓、蓮台寺と駅を出てすぐトンネルという駅が数多く存在します。
この東町トンネルは下り場内信号機がトンネル内にありますので駅構内の一部がトンネル内です。
伊豆急行線というと海岸線を走る鉄道というイメージですが、海岸線脇すぐを走るのは片瀬白田~今井浜海岸のうちのごく一部です。
一方トンネルとトンネルの間にある駅は南半分に数多くあり海より山のイメージが強い筈ですが、記憶に残るのは片瀬白田~伊豆稲取間の海岸線だったり不思議な鉄道です。