583系快速「あいづ」(会津若松駅)
昭和~平成初期は東北、常磐、北陸、山陽・・・と日本全国の幹線で昼行特急、夜行寝台と活躍した581系、583系も、2008年になると定期急行は「きたぐに」、東日本の車両は臨時列車や磐越西線の快速に利用されるのみという雰囲気でした。

そんなローカル快速「あいづ」号でしたがヘッドマークが赤地であった為、常磐線の寝台特別急行「ゆうづる」を彷彿させて好きでした。写真は行き止まり駅である会津若松駅の進入ですが、幾つものポイントを超えて上野駅地平ホームに進入する雰囲気にも通じるものがあります。

磐越西線は福島から会津若松を経由して新津へ抜ける路線ですが、ここ会津若松でスイッチバックするような構造となっています。その為磐越西線のホームは行き止まりとなっていますが、そこもまた上野駅地平ホームを思い出させました。
尾灯が電球からLEDに置き換わっていますが、他は殆ど国鉄時代のままの雰囲気です。
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クハネ
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モハネ
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モハネ
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モハネ
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モハネ
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クハネ
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583
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581
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583
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582
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583
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583
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| 8 | 106 | 106 | 100 | 100 | 17 |
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<上野
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青森> |
編成の車番も控えてきました。この時代になってもM、M’の番号が揃っていること、クハネは上野方が偶数、青森方が奇数となっていることなど編成の基本が守られていることにも注目です。

クハネ583-8

モハネ582-106

モハネ583-106

モハネ582-100

モハネ583-100

クハネ583-17

冒頭の写真も適正露出で撮影すると普通の写真です。少しアンダーな方が、寝台特別急行の様な雰囲気になり映えそうです。

シートピッチが広いとはいえ(かなり広いですが)対面式のクロスシート。旅客の居住性より輸送効率が追い求められていた昭和40年代設計の車両らしいところです。また新製時は二重窓の間に挟まれていたブラインドで遮光していましたが、この頃になるとカーテンに変更されていました。

そしてこれは郡山駅の写真でしょうか、583系を使った臨時列車の告知ポスターです。「横になって寝ていける!」というコピーが583系の性能をフルに生かしていて好感が持てます。

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