鉄道模型者目線で見るRICOH GRⅢ

 GRⅢはそもそも外で撮影する様に購入したものでしたが、駅モジュールのホームが完成したので記念撮影をしようと使ってみました。小型ボディ故にレイアウトの空いたスペースにカメラを置いて車両近くで撮影することが可能ですし、高感度に強く手ブレ補正も付いているのでストロボ不要でよりリアルに撮影出来ます。

 更にレンズ先端から6cmまで寄れますのでまるでレイアウトの中を駆け回って写真を撮っている様で撮影していてとても楽しかったです。あれこれ撮影しながら「GRⅢって模型撮影向きじゃない?」と思い始めましたので鉄道模型者視点でGRⅢについて書いてみることにしました。

■ 近撮が得意で、コンパクトなのでレイアウトで車両に寄って撮影出来ます

 まずはレイアウトモジュールのホームが完成したので、その記念に撮影した写真です。この写真は焦点距離50mmにクロップしての写真ですが、ここまで寄って3360×2240pxの740万画素で記録することが出来ます。

 背景を用意してこれ位の大きさで撮影できると、レイアウトの中に入って反対側のホームからカメラを構えているような雰囲気です。

 2000万画素超えの機種が増えてくると750万画素という数字を聞いてやや少ないと思うかもしれませんが、格好良く撮れたら家庭用プリンターでA4サイズ位にプリントして額に入れて飾ることは可能な画素数です。

 実際GRⅢはレンズ先端から6cmまで寄れますから、50mmクロップでめいいっぱい寄って撮るとこれ位迄寄れます。模型の世界に入って停車中の貨車をホーム白線付近から見ている様な感じです。

 勿論単なるアップで撮れるというだけなら「一眼レフ+マクロ」の方がもっと寄れるのですが、ボディがコンパクトなのでレイアウトに近づけやすいというのもメリットだと思います。

 ちなみに2400万画素のサイズで記録できる焦点距離28mmだとこれ位の距離感です。ピントは常備駅表記に合わせています。一眼レフのマクロレンズには及びませんが、カメラ単体で撮影倍率約0.35倍です。

 もう一度50mmにクロップしてめいいっぱい寄ります。ピンは共同石油の看板に合わせています。本当に模型の世界に入ってみている様なビューです。

 もう一点このカメラのメリットとして高感度に強く、手振れ補正が付いていますからストロボ不要で撮影出来ます。ストロボを焚いてしまうとどうしても模型臭くなってしまいますので、ストロボ不要、手持ちで撮影できるところに面白さがあります。

 あと画面内に水準器が付いているので、これも模型撮影向きの機能だと思います。やはり中途半端に傾いていると格好悪いのできっちり水平を出して撮影をしてあげたいものです。

■ 資料収集機として

 もう一点、鉄道模型では模型を撮るだけでなく、資料集めの撮影も重要なところですが、

・ポケットに入る位コンパクトでいつでも持ち歩ける

・高感度に強いので条件の悪い暗所でもディテールを撮影出来る

などのメリットがあります。

 薄暗い鉄道博物館の館内で床下機器を撮るという撮影の条件としては最悪ですが、この様なコンディションでも撮るべきものはきっちり記録できます。ちなみにこの画像はISO6400で撮影しています。

 モハ484の空気遮断器部分、交直切替器は左側の碍子です。この様な部品撮影も高感度に強く、手振れ補正も付いていますから暗所でもサクサクとクリアな画像を撮っていけます。この写真と上の床下機器は2400万画素の28mm相当で撮影しています。

 またこの様な地上設備の記録なども、鞄から取り出し、さっと撮影が完了です。このカメラの出自はスナップシューターですからこの様な記録は最も得意とするところです。この写真は50mm相当にクロップして750万画素で記録しています。

■ 動画の性能は・・・

 最近はDCCやサウンドボックスでリアルな音も再現できますので是非模型の動画も撮ってみたいと思います。私自身も動画には興味があるのですが、静止画の方が多いので人にああこう能書きを言えるレベルではありません。正直殆ど撮っていませんので下手ですw。

 なのでとりあえず検討の叩き台になる様一本だけ撮影してみましたので参考にしていただければ幸いです。私自身動画にも興味もありますし、編集ソフトも用意しましたのでまたある程度撮って色々な機能を試してみたら動画編のレビューを別途行ってみたいと思います。

 後半は色々思いつくところを書いてきましたが、やはり前半のこのレイアウトの空いたスペースに置いちゃって撮影出来るコンパクトさ、とにかく寄れるので自分がレイアウトの中で本物の鉄道を撮影している気分で楽しい、ここがやはりこのカメラ一番の醍醐味だと思います。


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 ちなみにGRⅢについては↓のサイトでも細かく解説させて頂いております。


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