貨物側線工事開始

 駅に貨物側線を設置してみました。現在のコンテナ輸送の時代からは想像するのが難しいのですが、鉄道が荷物輸送の主役だった頃は、貨物列車が各駅で切り離したり、増結していた様です。

 貨物側線はそんな時代の駅設備であり、鉄道輸送がまだ主役だった昭和50年代のレイアウトを目指している者としては是非設置したい情景です。

 しかしネットで「貨物側線」と検索しても出てくるのは廃墟となった「跡」か、鉄道模型の写真で当時の情報を得るのはなかなか難しいのが現状です。

 調べてみたら先日行った竹沢駅は昭和35年に貨物扱いが廃止になっています。思い付いた駅を調べてみると頸城大野駅が昭和47年、函館本線の小沢駅は昭和57まで行っていた様ですがそれでも40年以上経過しています。

 昭和60年頃の函館本線の動画を見ると貨物側線が雑草で覆われているシーンがありました。

 そんな訳で鉄道が輸送の主役てあった頃の駅には欠かせないシーンではあるのですが、その実態は令和の今日では殆どベールに包まれている世界です。少しずつ調べて作っていきたいところです。

 やはり1畳のスペースですから、4番でも本当のポイントを入れる余裕はありませんでした。よって貨物側線は完全なダミーですが、やはりあると無いでは駅の雰囲気がかなり変わります。しかしクロス部はとりあえずのやっつけ仕事なので、もう少し何とかしたいものです。

 駅での貨物扱いがあった頃にはこんな感じでワム車が横付けされていたのでしょうか。今後は貨物上屋などを設置していきたいところです。

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