KATO16番キハ82旧製品のLEDを交換する

 KATO16番のキハ82旧製品はヘッドライトが黄色LED、ヘッドマークはムギ球です。これを電球色LED、白色LEDに交換して現行レベルのクォリティに持って行きたいと思います。

 上に伸びているLEDがヘッドライトLEDです。電球色LEDを同じ長さにカットして交換します。LEDは+-がありますので、間違わない様に注意しましょう。

 ムギ球を白色LEDに交換するには、前進後進いずれでも点灯しなければならない為、一工夫必要です。幸い機器室部の通路が空いていますので、そこにブリッジダイオードを置き極性を一定にした電気をLEDに送り込むことにしました。

 ブリッジダイオードは部屋にあった「S1YB20」という型番を使用しましたが、既に廃盤になっているようです。今は下の様なブリッジダイオードが手頃です。小型で1000V、0.5AですからLEDの室内灯なら十分です。


YFFSFDC ブリッジ整流器 100個入り 0.5A 1000V MB10M

 そしてテールライト用のLEDは製品のままです。

 回路は上の様になります。LED、定電流ダイオード、ブリッジダイオードは+-の極性がありますので、間違わない様に注意してください。また定電流ダイオードは560Ω程度の抵抗で代用しても大丈夫です。


定電流ダイオード CRD (15mA) 10本入

 配線が終わり、運転席兼ライトケースに組み込みます。ケース後ろ側を写真の様にカットして、配線&ブリッジダイオードを機械室の廊下部分に逃がします。

 上側はこんな感じです。ヘッドライト用のLEDとヘッドマーク用のLEDがショートしない様にビニールテープで絶縁します。

 ノーマル状態と比較すると差は歴然です。今回は試行錯誤しながらでしたので、今日はここで終わりですが、もう1両もこの感じで作業を施しておきたいところです。

 石勝線開業前の根室本線を走る「おおぞら」というイメージです。北海道のキハ82は貫通ドア下のステップがグレーに塗られているものが多くありますが、全数では無い様なので、まずはこのまま付属パーツを取り付けていこうと思います。

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