キハ58 477 + キハ28 2360

 いすみ鉄道で活躍していたキハ28 2346が今年11月で引退とのニュースが先日流れました。いすみ鉄道のキハ28は国鉄の急行型気動車最後の1両ですが、2011年頃まで同型車がJR西日本の高山線で活躍していました。2009年8月に富山駅他で撮影していましたので、今日は当時の写真を何枚か披露したいと思います。

 何の予備知識も無く、富山駅に着いたらいきなり居たキハ58とキハ28の2両編成。当時は「懐かしいなぁ~、最近見かけなかったな」という感想だけでした。ご存じの通り日本全国で活躍したキハ58系ですから、更にその20年前位なら日本全国どこででも見られました。

 東京口でも常磐線で「ときわ」「奥久慈」などが上野駅に来ていましたし、夏にはひたちなか海浜鉄道(当時は茨城交通湊線)へ直通する「あじがうら」等もありました。日本全国からタブレットが消えつつある頃には最後のタブレットの投げ入れが見られる「砂丘」なども撮影に行きました。

 どこにでもある車両だっただけに、この車両が日本に残る最後の2両だと言うことは、家に帰って調べて初めて知った次第です。

 こちらはキハ58 477。こちらは運行終了後キハ28を残すべく解体され部品取りになったと記憶しています。

 そしてキハ28 2360。

 速星駅で列車交換時にキハ120車内から撮影。2両編成は小レイアウト向きでもあります。

これらの車両は1964年製ですから製造から既に58年が経過しています。またいすみ鉄道に渡ってからも9年ですから本当に車両もいすみ鉄道も頑張ったと思います。国鉄時代は耐用年数18年でどんどん入れ替えていましたから、特別な車両以外残らないのが通常でした。


KATO HOゲージ キハ58 M(1-601)(Amazon)


KATO HOゲージ キハ28(1-604)(Amazon)

 KATOからはプラのHOが発売されています。JRになってから黒Hゴムになったり、トイレが撤去されたり、シートが一部ロングシート化、モケットの色が変更されたりしています。国鉄時代がプロトタイプのKATOの模型とは細部は異なりますがていますが、模型ならこの姿を永遠に残せます。

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