パンタ、壊れた配管を除去したら、黒い部分を矢印の様にスライドさせると簡単に屋根板が外れる。
	屋根板を外すと２本のビスが見えるがこれが動力ユニットと繋がっている。ED75、EF80､EF64-1000は現在の大半の他社製品と同様裾を広げるだけで外れるが、EF71もこのタイプ。（多分ED76-500も）
	元の穴を参考に穴を０．８ミリのピンバイスで開け直す。そして碍子を取り付けるが瞬間接着剤は裏側に盛る。また碍子の上部に（－）の切り欠きがあるが、ここは配線が通るところ。配線の方向にマイナスドライバーで向きを調整する。全て付け終わった碍子の上に０．３ミリのピアノ線で配線を貼る。接着は極少量の瞬間接着剤。
	ガラクタ箱の余っているナンバー表面を削る。無ければプラ板で同様の大きさを切り出しても良い。
	本来ナンバーを取り付ける穴に埋める。余談だが、このプレートは裏の突起がボディに合わなかったので、突起も除去。本来純正のナンバーを取り付ける時はこうした作業が綺麗に付くが、今回はそれでは固着しないので極少量の瞬間接着剤を爪楊枝の先で移し接着した。
	先程のパーツにナンバープレートを装着したところ。こちらも極少量の瞬間接着剤で装着する。これを４カ所実施。
	台車を外す前に万一バラバラになっても良い様に方向性のマーキングを行う。モータの給油などを行う時は左上の写真の様にモータにもマーキング。
	今回は台車の脱着のみだけどサービスカットでバラした時の様子。
	欠落したグリップゴムを装着する為に台車をバラすが、ついでに車輪の横面をオフブラックで塗装（右）。未塗装状態（左）と比べるとその効果が分かる。ついでにカプラーもＫＡＴＯカプラーに交換。
	工作が完了したら再び部品を組み付ける。今回はＴＯＭＩＸの常点灯に対応したコンデンサも装着した。光源は麦球のまま。写真の様に基盤の一番狭い所をチップコンデンサで短絡してやるだけ。
	全ての部品組み付け画終わったボディ。工事前の写真と比べて貰うといい感じに仕上がっている。アフターパーツが、碍子３６８円、ナンバープレートが６３０円。ジャンクボディ２０００円、２９９８円でこの仕上がりなら悪い買い物ではない。

　昼下がりの奥羽本線、仙山線のイメージ。先日磐越西線の話をしたけど磐越西線はＥＤ７７だった。中間台車で軸重を変化と言うことで混同していたみたい。ＥＤ７７はボディはＥＤ７５に似た外観。ところでこの前のＥＦ８０でも思ったけどマイクロは畳んだ状態のパンタの姿が美しくない。直流機はあまり問題ないけど交流機（交直流機）は前側のパンタを畳むのでこの辺の表現がマイクロの課題か・・・。

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【関連リンク】
● 国鉄ED78形電気機関車 - Wikipedia
● ED78の写真（９０１や１号機の他現役時代の写真）（Kano鉄道局さん）