とりあえず14両、出来れば25両欲しいTOMIX583系。 - 鉄道模型BLOG「国鉄9」

 既に発売して少し日が経つけど長い間品薄で再販が待望されていた583系寝台特急電車。東日本仕様で13両買うか西日本仕様で12両にするか・・・。迷ったら買うべき両数は14両。

 東日本を走る、「盛アオ」の編成は13連。JRになってからは9連なんて編成もあった記憶があるけど583系は世界初の電車寝台特急としてだけではなく間合いの昼には昼行特急としてと昼夜問わず活躍する為に開発されたのだ。食堂車、グリーン車を連結して堂々の編成で運用をこなさないと絵にならない。なのでここでは9連の話は割愛。

クハネ
サハネ
モハネ
モハネ
モハネ
モハネ
サシ
583
581
583
582
583
582
581
<青森
モハネ
モハネ
モハネ
モハネ
サロ
クハネ
583
582
583
582
581
583
上野>

 当初の編成はこの編成。寝台特急としては「はくつる」「ゆうづる」、昼行特急として「はつかり」「ひばり」「みちのく」なんて言う編成があった。なお十和田を格上げしたとき一時的だけどゆうづるの一部が座席特急として活躍した。 

クハネ
サハネ
モハネ
モハネ
モハネ
モハネ
サシ
サロ
583
581
583
582
583
582
581
581
<青森
モハネ
モハネ
モハネ
モハネ
クハネ
583
582
583
582
583
上野>

 その後昭和54年10月の改正からサロの位置がサシの隣に改められた。この編成の組み替えには色々説があるみたいだけど、当初の編成は上野発着の優等列車の伝統的編成方法。下の図のように正面玄関に近い位置にグリーン車を持っていく為にクハネの次位にサロが来ている。これは485系の昼行特急や、キハ82の白鳥、はくたかも同じ法則で組成されている。
 しかしこれが終点の青森に着いたらどうなるか?話は逆転する。青森で降りる人はそれで良いのだが、青函連絡船に乗船し北海道を目指す人にとっては延々と青森駅のプラットホームを端から端まで歩かなければならない事態になる。もう連絡船が無くなってまもなく20年が経とうとしているのでピンと来ないかもしれないけど、繁忙期は乗り切れなくて北海道の連絡特急の指定席券を持っている人が優先されたり、乗船名簿を貰って長い列を作ったりとか特にこの時代は良い席を確保するのも大変だったのだ。そこでまん中に連結したという話。
 食堂車の隣の方がサービス向上とかいう説もあるみたいだけどいずれにしても国鉄特急が交通の要だった頃の景気のいい話だ。しかしやはり北海道連絡特急としての指名を考えると青函連絡船への乗り換えの話などがその時代を現していていいと思う。

 対して大ムコの編成は上の編成からMM'1ユニットを抜いてサハネを一両加えたもの。

クハネ
サハネ
モハネ
モハネ
モハネ
モハネ
サシ
サロ
583
581
583
582
583
582
581
581
<西鹿児島・富山
サハネ
モハネ
モハネ
クハネ
581
583
582
583
名古屋・新大阪>

 購入するときは盛アオの13連を揃えてプラスサハネを一両購入で計14連がいいと思う。そうすればどちらの編成も楽しめる。もっともクハネ583のセットで13連、クハネ581のセットで12連の計25連を買ってしまえば全く問題はない。これが一番「漢」な買い方かもしれない。

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国鉄583系特急電車(クハネ583)基本セット
国鉄583系特急電車(クハネ581)基本セット
増結セット(M)
増結セット(T)
サハネ581
サシ581

12両もしくは13両のフル編成は2Mがオススメ

 また今回の再生産を機にフル編成を組みたいという人はM車を2両組み込みたい。これも485系300で試験した結果だが、1Mだと勾配で極端に速度が落ちる、連結器と走行抵抗のイタズラか渡り線での脱線が発生した(KATOのクロスポイントを低速で走行したとき)。フライホイールの微妙な発進、停止のいい感じも1Mだと走行抵抗でかき消されてしまうのだ。1Mで平坦を走れないこともないけどRAILBOYは2Mの方がいいと思う。

編成を組む際には’81 青森運転所485系・583系電車編成表(’80s 国鉄時代の写真館さん)やARC資料館さんのページも役に立つ。特に’80s 国鉄時代の写真館さんのは車番もあったりでインレタ打つ手にも力が入りそうだ。

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 【関連リンク】
 国鉄583系特急電車(クハネ583)基本セット
 国鉄583系特急電車(クハネ581)基本セット
 国鉄583系特急電車 増結セットM
 国鉄583系特急電車 増結セットT
 国鉄電車 サハネ581形
 国鉄電車 サシ581形
  ’81 青森運転所485系・583系電車編成表(’80s 国鉄時代の写真館さんによる力作。模型化にも有用な編成表)
  ARC資料館さん

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