山間のスイッチバック駅

 先日旧中山宿駅に行き、「スイッチバック懐かしいなぁ~」となりスイッチバックの動画を作ってみました。

 車輛はDD51+オハフ33+オハフ61でプロトタイプはどこの線区なんでしょうか?という突っ込みが入りそうですが、DD51+客車2両というと北海道のローカル線でスイッチバックとは無縁の路線になりそうです。つまり今回はフィクションの列車ということになります。

 ちなみに中山宿でスイッチバックを体験した時はED77+スユニ50×2両+旧型客車4両の編成でした。機関車込7両ですから堂々の編成です。

 それでは今回は動画作成の裏話を。

 畳一畳のレイアウトですとスイッチバック駅までは設置出来ても、引き上げ線の設置は不可能です。そこで引上線は「あるつもり」で実際は本線で退行運転しています。

 そしてスイッチバック駅も有効長が3両が限界の為、動画の停止位置でめいいっぱいです。国鉄の規則なら出発信号機と停止位置は50m離したいところですが、これは無理な話です。しかしこの50mの規則には例外がありますのでその例外と解釈しましたが、出発信号機の直前が停止位置だと地方私鉄の様な雰囲気です。

 出発信号機はKATOの自動信号機を使用していますが、赤から青に変わるシーンはオプションの押しボタンによって変更しています。ボタン無しだと閉塞信号機の様に定位は緑になってしまいますが、押しボタンがあれば出発、場内信号機の様に定位を赤に出来ます。出発信号機、場内信号機を再現するなら押しボタンは必須です。

 列車無線の音声は読み上げソフトで作成しましたが、無線ですからもっと音質を悪くしたいところです。イントネーションも少し変ですし、この辺は要改善です。

 旧型客車は列車が発車する時、連結器の遊びのせいで大きな音が出ました。コンテナ列車程編成が長くありませんからあそこまで迫力はありませんが、1個当たりの連結器から出る音はほぼ同じです。KATOのサウンドボックスには連結時の音が入っていましたので、発車時にその音を出してそれらしくしてみました。しかし実際に乗った時は発車時に一回大きな音がして、その反動でもう1~2回音が出た記憶があります。

 この辺も実際とは少し違いますが、旧型客車時代のスイッチバックシーンを出来るだけ再現してみました。

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