ニッキとモバイルとケンチクとTreoさんも「少しずつ増えていく様は確かに楽しい」と書いているけど普通の鉄道模型レイアウトとは少し違う目で見た方がこのシリーズを楽しめそう。また賛否両論の本の部分だけど、鉄道本として見れば物足りないけど、当時の世相を平行して見るには面白い切り口かもしれない。何となく子供の頃に記憶があるとか、こんな時代があったんだとか、鉄道が輝けた時代背景に知識だけだけど触れることが出来そう。
　ただ既に７巻まで発売されている今、これから始めたい人、始めるか悩んでいる人はそろそろ踏み入れ時かもしれない。一括の出費が１万円をそろそろ１万円を超えそうだし（それでもNゲージの車両セット１個分だけど）欠品も心配される。既に送料無料でほとんどを購入出来る「セブン＆ワイ」でも５巻が売り切れ（これは紀伊国屋で取り寄せ出来そう）、その紀伊国屋でも１号、２号は入手不可。バックナンバーも探しにくくなるかも。

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週刊昭和の「鉄道模型」をつくる　2007年9月20日号
【第7巻】　寝台特急「富士」／将棋熱中時代／C140カーブレール（180°セット）2（予定）

週刊昭和の「鉄道模型」をつくる　2007年9月13日号
【第6巻】　紀州鉄道／貸本マンガ／C140カーブレール（180°セット）

（品切れ）週刊昭和の「鉄道模型」をつくる　2007年9月6日号
【第5巻】　名鉄パノラマカー／公団住宅／交番・詰所セット
※紀伊國屋書店BookWebで取り寄せ購入出来る。

週刊昭和の「鉄道模型」をつくる　2007年8月30日号
【第4巻】　大井川鐵道その2（SL編）／太陽族／ホームセット

週刊昭和の「鉄道模型」をつくる　2007年8月23日号
【第3巻】　大井川鐵道その1（旧型電車編）／歌声喫茶／駅舎セット

週刊昭和の「鉄道模型」をつくる　2007年8月16日号 第2号
【第2巻】　阪堺電気軌道／学校給食広まる／エンドレール、直線レールS140セット

週刊昭和の「鉄道模型」をつくる　2007年8月9日号
【第1巻】　茨城交通／街頭テレビとプロレス／旧型車輌 （茶色）

　レイアウトは小さいけど、商業的に作られているので「見せ方」などもきっちり考慮されている感じ。限られた条件でインパクトを出さなくてはいけないレイアウト作りの通信講座みたいに考えると７万円は安いかも。

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