D51北海道での最後の姿D51 603現役仕様と最終仕様 - 鉄道模型BLOG「国鉄9」

 8月に発売になった天賞堂のD51-603は渋い(いわゆる普通の)現役仕様とランボードが白く塗られたほかあちらこちらに美しく色刺しされた最終全検仕様の2種類。Blogで商品を紹介するとき解らないことは天賞堂の中の人にメールで問い合わせたり店舗でスタッフに質問するRAILBOYだが、そのメールの中で「これも、是非!」といわれた中の人もオススメの(?)1両。(各写真をクリックすると商品説明、他のアングルの写真がご覧になれます)

 D51 603現役仕様

 D51 603最終全検仕様

 補助灯、スノープロウなどが北海道らしい雰囲気を醸し出しているけど商品説明によるとこのD51 603号機は、国鉄工場最終出場となった機関車で昭和50年10月に出場し、12月25日に追分-夕張を1往復したのが最終仕業となったもの。現在前頭部のみが トロッコ嵯峨駅に隣接する19世紀ホールで保存されている。黒い車体の際だつ現役仕様もいいが色差しは細かいパーツが際だつので模型としても美しい。どちらを好むかは個人の価値感によっても違うかも。なお最近カンタムシリーズで賑わっている天賞堂だけどこの機関車は音が出ない。あくまでもディテールを楽しむブラス製品だ。

 

D51 603現役仕様

 

D51 603最終全検仕様

 全検とは車でいう車検みたいなものでこの検査が切れると線路を走ることが出来ない。しかし車の車検と違い外せる部品はほとんど外す、外板の塗装などの作業も入ることから作業は車のフルレストア位の内容だ。で、全検を出てくると車はぴかぴかになる。
 そして最終全検とはもうお役ご免なので次の検査を通して走らせることはないという意味。でこれまで手塩にかけて整備してきた人にとっては特別な思いとなる整備で一番綺麗な姿にして出場させてやろうとなる。このD51 603の全検仕様もそんな思いの詰まったちょっとお召しっぽい感じのする特別仕様だ。
 最近ではEF65-535がJRマークすら付いていない国鉄時代の姿で出場してファンの度肝を抜いたが現場と機関車だけの心の通じ合いがそんな機関車本来の美しい姿を再現出来るのかも。

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D51形 603号機 現役仕様・最終仕様、発売(天賞堂オフィシャルページ)

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