ライブスチームを初体験

ライブスチームを初体験

2021年4月29日 オフ 投稿者: dollman

 先日友人のご厚意で日本庭園鉄道を見学してきました。1番ゲージ、3.5インチゲージといった大型模型やライブスチームに興味があったので見学してきた次第です。

 行って来たのは「日本庭園鉄道」です。ここの凄いところはこの様なコンセプトの営利公園ではなく庭園鉄道の趣味が高じた一個人の所有物で入場は無料という点です。また入会を認められ、入会金や年会費を払えばエンドレスの内側に立ち入りが許可されたり、自身の所有車両が線路内で走らせる事が出来るようです。

 一番ゲージのC12、スハ43、マイテ49の編成です。ライブスチームですからレールからの集電を考える必要はありません。屋外のレール上でも快適に走ります。スケールが大きいこともあり、自然光で撮影すると実車のような迫力です。

 キャブの屋根を取ると構造が見えますが、実車同様蒸気の圧力でピストンを動かし、ロッドで動輪に動力を伝えます。鉄道模型はモーターギアで動輪を動かし、それに合わせてロッドが動きピストンは外見だけで中身は空っぽですが、発想は全く真逆です。

 こちらアルコールを燃料として水を沸かし蒸気を作っています。右側の安全弁から蒸気が漏れているのが見えています。

 アルコール炊きなので煙突からモクモクと蒸気が出ることはありませんが、安全弁から吹いている水蒸気が蒸気機関車らしさを醸し出しています。

 続いて3.5インチゲージの蒸気機関車です。日本庭園鉄道では写真の様に3.5インチと5インチの三線軌条となっていますので大型の5インチゲージも走らせる事が出来ます。ちなみにこの機関車は中古で50万円、5インチになりますと中古で200万円位の価格の様です。

 三線軌条のメリットを生かし機関車は3.5インチゲージ、牽引する客車は5インチゲージで構成しています。

 一目見た時は「外国型は興味ないんだよなぁ~」だったのですが、実際に操作してみるとこれは面白いです。先程も書きましたがライブスチームの醍醐味は本物同様に水を沸かして蒸気を作り、その圧力でピストンを動かし、ロッドで動力を動輪に伝えて動かすところにあります。

 蒸気弁を自ら動かし、自分が乗る機関車の速度を調整できる楽しさはこれは実際やってみないと理解出来ないかもしれません。

 更に石炭を焚くと煙突から出てくる煙をもろに吸いますから最高です。実際石炭を燃やすと火室の清掃が面倒になるそうで普段は木炭を使うのだそうですが、やはり石炭の匂いは最高です。

 私は国鉄型が好きなので走らせる前は一番ゲージの蒸気や客車に興味があったのですが、両方体験してみるとやはり乗れる、石炭を焚ける3.5インチが良いなと思いました。機関車が外国型とか関係ありません、石炭の匂いは世界共通です。

 16番と比較した50万円という価格もネックにはなりますが、やはりメンテナンスなどを見るとまだ自分的には敷居も高く、興味があるから始めてみるという訳にはいかないところですが、石炭ガンガン焚いてコースを走らせたい欲望はあります。


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