碓氷第三橋梁(めがね橋)

碓氷第三橋梁(めがね橋)

2021年6月13日 オフ 投稿者: dollman

 通称「めがね橋」の正式名称は「碓氷第三橋梁」といいます。碓氷峠の谷間に架かる煉瓦造りのアーチ状の橋梁は一見の価値がある鉄道遺構です。

 こちらの碓氷第三橋梁へは付近に駐車場もありますので国道で来る方法と横川駅付近から続く「アプトの道」を登ってくる方法とがあります。横川駅からだいたい6km位の場所です。

 こちらのめがね橋は明治28年に開通した橋梁になります。「新幹線が開業した平成9年に廃線になった碓氷峠」と言われますが、こちらはそれよりずっと前の昭和38年まで使われていたいわゆる旧線の跡になります。開業から125年以上、廃線からも60年近く経過しています。

 200万個以上の煉瓦を使用したと言われる碓氷第三橋梁全景は国内でも最大のアーチ橋と言われています。

 今回訪れたのは12月でしたが、春~夏に来るとこの様に山々の緑と煉瓦色のコントラストが美しく、面白い光景になります(別日に撮影)。ところでこの橋の上は横川駅近くから熊ノ平信号場跡までを結ぶアプトの道が通っています。そしてこのめがね橋と下側の国道は遊歩道で結ばれていますので、試しに登ってみましょう。

 めがね橋の上に登り、山側を見ますとコンクリート橋が目に入ります。こちらが平成9年まで列車が走っていた新線になります。

 別日に撮影した写真ですが、ズームして橋を見てみましょう。架線柱の柱が垂直ですから、目で見てもかなり急勾配であることが分かります。手前にある橋が軽井沢駅方面へ向かう下り線、見にくいですが奥の橋が横川駅方面へ向かう上り線です。架線柱の錆が少し目立ちますが、架線も張られたままで既に列車が通らなくなってから四半世紀が過ぎたとは思えない光景です。

 めがね橋を見に行くというよりは周辺に信越本線時代の遺構が数多くありますので、ゆっくり碓氷峠を楽しんで頂きたいところですが、特にダイナミックな煉瓦造りのアーチ橋は写真の通り一見の価値がありますので是非見に行って欲しいスポットです。


66.7‰ 碓氷峠~急勾配に挑むEF63~