箱根ロープウェイ 姥子駅前の保存ゴンドラ

箱根ロープウェイ 姥子駅前の保存ゴンドラ

2021年6月2日 オフ 投稿者: dollman

 箱根ロープウェイの大涌谷駅と桃源台駅の中間地点である姥子駅前には1959年から1988年まで使用された初代ゴンドラ、1998年から2006年まで使用された2代目ゴンドラが展示されています。

 姥子駅前には駅の標高878mを表す碑とその奥の広場にかつて箱根ロープウェイで活躍したゴンドラが展示されています。

 現在の箱根ロープウェイの姿です。箱根ロープウェイは2007年に全線フニテル方式になりました。この写真を見て頂くとロープウェイが二本の鋼索を二本の腕で掴んでいるのが分かるかと思います。先程の保存されているロープウェイを見て頂くと腕が片側からしか出ていません。

 この様な二本の鋼索を二本の腕で掴み、その幅がゴンドラ幅より太いものを「フニテル方式」と呼びます。揺れが少なく乗り心地も良くなりますし、天候(特に風)の影響を受けにくくなるなどのメリットがあります。ちなみに架替えに伴って運休の基準であった風速が秒速20mから30mに引き上げられています。

 手前にあるのが初代ゴンドラ、奥にあるのが2代目ゴンドラです。

 初代ゴンドラは定員12名で運行中の29年間でのべ2800万人の人を運びました。

 2代目は定員13名で運行中の18年間で2800万人を運びました。初代に比べ活躍した期間が短いですが、フニテル方式へ移行する為に2006年までの活躍となりました。ちなみに現在のゴンドラの定員は18名となっています。

 どちらも箱根湯本まで乗り入れている小田急電鉄のロマンスカーをイメージしたようなカラーになっています。

 フニテル方式への架替工事完成記念の碑。

 箱根ロープウェイは沿線各所の観光地へのアクセス線として重要な役割を果たしていますが、その歴史に触れられるスポットです。途中下車してもゴンドラは次々と来ますので、是非箱根ロープウェイ乗車の際はこれらの古いゴンドラも見学してみてください。