日中線記念館 旧熱塩駅駅舎編

日中線記念館 旧熱塩駅駅舎編

2020年11月1日 オフ 投稿者: dollman

 熱塩駅は昭和59年の日中線廃線と共に廃止された駅ですが、廃線後地元有志の方に大切に保存維持され36年経った今でも現役当時のような趣を残し「日中線記念館」としてかつて日中線が走った証を後世に伝えています。

 駅舎は当時の佇まいのまま、白熱灯のあかりが懐かしさを感じさせてくれる雰囲気です。

 熱塩駅駅舎は冒頭にも書きましたが現在は日中線記念館として保存され、地元有志の方に大切に保存、維持されています。30年以上も前に駅としての役割を終えた駅舎が現役に近いコンディションでコンディションで維持されていることは奇跡に近く、有り難いと思うと同時に関係者の努力に頭が下がる想いです。

 駅舎全景を見てみると三角屋根のとても特徴的な建物です。

 中に一歩入ると現役時代そのままの懐かしい雰囲気に包まれた空間を楽しむことが出来ます。

 待合スペースは休憩所になっており、保存活動の紹介や現役当時の写真が展示されています。

 また駅執務スペースはミニ博物館になっていて日中線にまつわるものを中心とした鉄道関連用品の展示がなされています。

 こちらは小荷物取り扱いの窓口です。

 ところで駅出札窓口側を見ていると100円で記念切符が発売されているのを発見しました。缶の中に100円を入れ、切符を一枚引き抜きます。

 そしてダッチングマシンを通して日付けを入れて・・・
(日付は当日にセットされていなかったので、記念日を刻印するには切符収納箱横のスタンプを使用吸てください)

 記念切符の出来上がりです。料金100円也ですが、熱塩・日中温泉で入浴すれば100円引きになりますので実質無料で記念の硬券切符を手に入れることが出来ます。

 折角ですからホーム側にも出てみましょう。ボンボン時計が風情ありますが、現役当時から掛かっているものなのでしょうか。

 駅構内の線路は完全に取り払われ、芝生の広場になっていますが、ホームもそのまま残っており当時の雰囲気を偲ぶことが出来ます。写真奥側が会津加納駅側です。

 現役時代はここにDE10が牽引する2両の客車列車が横付けされていました。

 反対側からも眺めてみます。駅舎の屋根はそのまま伸びてホームの屋根に繋がっているような一体構造でした。奥側にはキ100型のラッセル車が見えますが、その奥にはここを走っていたオハフ61の展示もあります。車両2両の展示についてはまた別記事で紹介したいと思います。